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What An Amazing World ! +++ 雑感 +++

管理人:エマのフィギュアスケート観戦&サイト更新記録&日々の雑感ブログです。 関連記事へTBされる場合は、該当記事またはこのブログへリンクしてくださるとうれしいです!

NAGANO MEMORIAL ON ICE 2008【前半】

“グリシュク&プラトフが日本で滑る”

この、10年ぶりの出来事が、私を今季二度目の長野に行かせました。

旅関係の話は屋根裏部屋を御覧いただくとして、場所はビッグハット。
この時ほど、ここがホワイトリングでないのが惜しいと思ったことはありません。
そこまでピッタリ同じだったら、長野五輪組も感慨が増したかもと思ってね。
(ビッグハット、いい会場で見やすくて私は好きですけどね)
(ちなみに私、長野五輪はテレビ観戦でした。その頃忙しかったので…。代々木のメダリストオンアイスは観に行きました)

中に入ると、客席は既に照明が落とされ、青紫系の色照明が氷を照らしていました。


時刻が近くなると、ピアノのBGMで、チャップリン風の青白い顔をした人がリンク脇を1周。
その後、女性4人が花などを配り始めた。
そう、COIツアーのオープニングを使っているのですね。

スケーター入口は南西の角、北西の角に舞台があり、“進行役”と紹介されたフラメンコダンサーのアントニオ・ナハロ。
演出は、長野が1998年の冬季五輪開催地に選ばれたところから始まりました。
フラッグパフォーマンス(あの女性たち、スケートもするのね!)、
リレーされてきた聖火を本田くんが持ってきて、それをナハロに渡し、聖火台に火をつけると…
天を目指し、赤々と燃える炎。

はためかせた布に赤いライトを当てたものですが、素敵な演出ですね。

ナハロのフラメンコが披露され、続いてスケーター登場。
モチーフはこれまで日本のCOIツアーで披露されてきた『ムーランルージュ』。
『マイ・フェアレディ』みたいな白っぽい長袖ロングドレスとパラソルは以前のツアーでも冒頭に出てきた女性スケーター達(マリナ・アニシナ、マルガリータ・ドロビアツコ、アルベナ・デンコワ等)が着用してきたものだけれど、今回は…

オクサナ“パーシャ”・グリシュク&エレーナ・グルシナ!!!!!

ほどなくエフゲニー・プラトフ、ルスラン・ゴンチャロフが登場。

おお~~~、本物だよーーーーーーーー!!!!!
もうダメでした。
ここで涙腺決壊。

目の前にいるのは本当にグリシュクとプラトフ。
2人で組んで滑っているグリシュク&プラトフ。

正直いって、その他に誰が出演予定というのを頭に入れてなかったので(パンフレット買ったけど、あまりよく観てなかったのだ)、グルゴンが出てきたのもサプライズでした。

音楽が『レディ・マーマーレード』になり、他のスケーターも登場。
スルヤ・ボナリー+中庭健介、村主章枝+本田武史、???+ヴィクトール・ペトレンコ。
それからレナポチ、オクサナ・カザコワ&アルトゥール・ドミトリエフがリフトで登場。

おお~~~、カザコワはともかく、本物のドミトリエフ!!!!
…ってか、ハラすごいな~~(^^;

全員で円形になってのダンス。
カンカンになってから、鈴木明子、田村岳斗、荒川静香登場。
『ショー・マスト・ゴー・オン』本田くんのイーグルやバレエジャンプで、しめくくる。
いや、ショーが始まる。
荒川さんが置いた花をチャップリン氏が取りにくるところまで、見事にCOIなオープニングアクトでした。


▼中庭健介
シルエットで、ジャケットを氷上に置くのが見えたのでもしかしてと思ったら、やっぱり『ロミジュリ』
振付が今まで観たことないものになってました。
中庭くんが演じるロミジュリを全て観たわけではないと思いますが、この振付では初めて観るかも。
で、4Tやろうとしてましたね??? 中庭くん。
今まで思っていた以上にエッジを深く大きく使っていたように見えました。
何回観ても、あきさせない人だなぁ、中庭くんは。

▼太田由希奈
黒い衣装で、R&B風女性ボーカル『ある愛の詩』
今までのイメージとちょっと違う路線かな。
トレードマークのイナバウアーやレイバックスピンは競技よりもきっちり魅せてくれたと思います。
まだこなれてないようだったし、身体も万全ではないように思えるので、“ハマった”プログラムにはならないかもしれないけど、もっとあちこちでたくさん滑って、こなれた頃にまた観たいです。

▼田村岳斗
『シェルブールの雨傘』
J Sportsのブログによれば、当時の衣装をたまたま見つけたのがシェルブール復活(中身は作り直したものですね)のきっかけだったとか?!
私は既に昨年末のクリスマス・オン・アイスで観てますが、長野は、彼がまだ現役で滑っていた頃を思い出しながら観るのに十分な舞台でした。
昔の衣装が入るだけでもスゴイんだけどね(笑)。
4Tでしたね?! 転倒は惜しかったけど、回れていたような、今なら回転不足をコールされちゃうような(^^;
3F?も惜しくも転倒。
でも、時々ショーに出るとはいえ基本的には第一線を退いてるわけで、すごいなと思いましたよ。
コーチ業をしていて、今のルールにのっとったステップや振付を考えてることが、自ら滑る場合のイメージトレーニングになっているのかもと思わせるものがありました。

▼鈴木明子
セリーヌ・ディオン『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』に、映画のセリフをかぶせたもの。
(最後のところは、海に落ちた後「必ず生き残れ」みたいなことをディカプリオが震えながら伝える場面ですよね? 泣かせどころですねぇ)

白~ブルーのグラデーションになってるショールをかぶって登場。
3Lz、3S、きっちり跳んでますねぇ、相変わらず。
特にサルコウはショールをふつうに背中にかけて踊りながら滑ってきて、そのままの流れで跳んでしまったのが素晴らしかったです。

驚いたのがステップ。
ストレートラインステップでしたが、ショールを手に、全身を前後左右に激しく動かしながら、狭くなっているリンクとはいえ、あっという間に端から端まですごいスピードで滑り抜けたのが、素晴らしい迫力!
キレ、勢い、身体の動きが破綻なく足元と一体になって駆け抜けた。
本当に、素晴らしいスケーターです、鈴木明子は。
今日参加していた外国プロスケーターたち、関係者たちにも、是非おぼえて帰ってもらいたいと、すごく思いました。

▼ヴィクトール・ペトレンコ
『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
3Tだったかな、きれいなジャンプを跳びますね、相変わらず。
今回の五輪チャンプの中でも、ドミトリエフと並んで最も昔のメダリスト。
尊敬の念をもって迎えられるのはもちろんだけど、氷の上のパフォーマンスもスケートを楽しませてくれるのが、素晴らしいです!

▼エレーナ・グルシナ&ルスラン・ゴンチャロフ
『アヴェマリア』
ええと…最後に生で観たのは、2006ヨロ選(リヨン)かな?
グルシナ、ウェストうらやましいくらい細いな~~~。
リフトや身体の動かし方が、ああ、グルゴンですよ。
これが個性というものなんだなぁ。

▼スルヤ・ボナリー
シャンソン『パダン・パダン』
ピンク系のゴージャス衣装。
2007COI新潟でも披露されてますね。
2A、3T、3Sを未だ跳べるのはさすが。
彼女にしては音楽に動きがちゃんと乗れていて、スケーティングやステップも楽しめるプログラムでした。

▼本田武史
『ナイア』
赤いシャツに黒いパンツは今までと同じかな、その上にはおった黒いベストがなかなか凝ってますね~。
3T入りましたね!!!
よく動いてました。
音楽への乗り方、ジャンプへの入り方、イーグル…
全部に余韻がある、“これが本田武史のスケート”というのを、この曲でも見せてもらってるなと
改めて感じました。
…あとはもう少し身体がしぼれたら(笑)。

▼荒川静香
ペトレンコとかぶってますが曲そのものは違う『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
髪を切り、カジュアル感が増したかな。
昨年8月のフレンズ・オン・アイスで観ましたが、その時以上にこなれてますね、さすがに。
スケートは深く滑り、弾んだ軽快さはより弾み。
踊りもだいぶ板についてきて、楽しそうな様子がよく出てました。
本当に楽しいんだろうなって。

▼オクサナ・カザコワ&アルトゥール・ドミトリエフ
カザコワは昨年7月の新潟COIではフランスのステファン・ベルナディスと一緒に滑ってました。
だからまだ“氷の上でパフォーマンスする人”という現役感があったんだけど、ドミ…。
暗闇に黒い衣装でも隠しきれないその出っ張り。
うーん、でもこれがロシア男の現実か(>_<)
『2001年宇宙の旅』でおなじみ、『ツァラトゥストラはかく語りき』。
長野五輪で披露したSPをもってくるとは嬉しい心遣い。
始まりのポーズや、スロウジャンプで降りてきた時にドミトリエフも回転して、着氷ポーズをそろえるところとか、懐かしい記憶がよみがえってきました。

そうだなー、投げたりリフトしたり、そういう点ではペアは男性が力(文字通りの力)を、女性が体型を維持してれば、かたちになるんだな。
妙なところでそれを実感(爆)。
逆だったらとても持ち上がらないし投げられもしないだろうし。
細かいところをくすぐられる、懐かしいプログラムを見られてよかったです。
2人にとっては、過去の自分たちへのオマージュともいえそうですね。

▼オクサナ“パーシャ”・グリシュク&エフゲニー・プラトフ
長野五輪シーズンには競技登録名を「パーシャ」に替えていたオクサナ。
“パッション”をロシア風に愛称にしたものでしたっけ。
当時の髪はプラチナ・ブロンド。シューズの革はすみれ色。
懐かしいなぁ。
昨年、某動画サイトで、ロシアの番組で再結成した2人のダンスを観たんですけども、離れた期間はあっても、やっぱり素敵でした。

黒い衣装で、今回どんなものを滑ってくれるのかと思ったら、耳なじみのない女性ボーカル曲。
おお、もしや新プロ???
長野五輪後にウソワ&プラトフ、グリシュク&ズーリンで滑った時に使ってましたっけ? そんな記憶もないですけど。
リフトは今のカップルと比べたらあまり派手なものはなし。
それもまた時の流れを感じさせましたね。
プラトフは現役コーチ、グリシュクは振付をしてるんでしたっけ???
だからなのか、今風にミッドラインステップが入っていたのに驚きました。
昔だったらありえないですからね。
しかも結構そろってる! 
さすが五輪2回のゴールドメダリストは違う…。

曲や衣装はなじみがなくても、長野五輪シーズンFD『メモリアル』最後のパートで印象的だった、プラトフがグリシュクの手首をつかみ、下でグリシュクがくるくる回る振付(メモリアル・ターンと手元にメモしてありました)が2回。
長野五輪のアイスダンスを観たことある方なら誰しも、あのプログラムが脳裏によみがえったのではないでしょうか。
あの、失敗に失敗を重ねたラリック杯やNHK杯を経てマイナーチェンジを重ねてきた『メモリアル』。
失敗というのはプラトフがコケたというのが主でしたが(爆)、新しい青いベロアの衣装の手首、本来指にかけるはずのループが浮いていたんですよね。
それはグリシュクの手首がテーピングされて分厚くなっていたから。
あの、手首を持っての回転は、結構負担だったんじゃないかと思ったんですよ。
その回転技が、今再び。

スタオベ、スタオベ!
歓声も立ってる人の人数も、暗がりだけど、この日これまでで一番多かったように思いました。

ここで25分の休憩、製氷へ。
は~。
泣いたわ…。

ちょっと、一気に書くにはエネルギーが足りない私。後半はまた後日。
【2008/4/13 後半の感想書きました】

コメント

エマさん、こんにちは~。

メモリアル・ターン!分かります、分かります!当時、彼らの『メモリアル』を観たことがある人なら、絶対に覚えている動きですよね。まさに“メモリアル”なターンなわけで(笑)。私も「おおお~!」と思いました。

  • 2008/03/09(日) 09:02:21 |
  • URL |
  • miriam #QjtTlS4.
  • [ 編集 ]

>miriamさん
やっぱり「おおお~!」って思いますよね(笑)。
何て呼んでいいのか(本当はちゃんと名前があるのかもしれないけど…)、リフトでもないし…でもとにかく、『メモリアル』を観たら絶対覚えてる、あの動き。
いろいろと、記憶を刺激された一日でしたね。

  • 2008/03/09(日) 22:11:07 |
  • URL |
  • エマ #ihMNMLjo
  • [ 編集 ]

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