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What An Amazing World ! +++ 雑感 +++

管理人:エマのフィギュアスケート観戦&サイト更新記録&日々の雑感ブログです。 関連記事へTBされる場合は、該当記事またはこのブログへリンクしてくださるとうれしいです!

Friends on Ice 2009【3日分の感想:後半】

さてFOI 後半第2部。
そうそう、第1部の後のことで書き漏れが。

今回、ショーそのものには出演しなかった“みやけん”こと振付師:宮本賢二。
リハーサルを客席から観ていた姿は見かけたのだけど、このまま裏方に徹するのか??

…違いましたねぇ。
バナーコンテストの時、選手出入り口のところでダンボール箱を開いた裏側に何か書いて持ってる人が。
ヤマト先生もいたんだったかな???
「賢二」だの「焼肉定食」だの「佐藤信夫」だの「冷やし中華はじめました」だの…(笑)。
よく見えない時もあったので違ってたらご容赦を。

さて、後半、第2部の感想は以下のとおりです。
思い返すと冷静さが失われ文章整理があまり出来ず…言っとくけど、長いですよ。スクロール大変でごめんなさい。
既にケータイでぱらぱら書いてる分と併せてお読みいただければ幸い也。
第2部も記憶をたよりに試聴・試聴。わかる範囲で曲とアーティストを入れてます。

【Act 2】
▼Shizuka Arakawa & KIDS
みやけん振付。
『カルミナブラーナ』
一人で黒い衣装をまとい滑る荒川さん。
天井のレーザー光線が円形に作る“光の檻”の中から出るような印象の力強い前半。
そして後半、天井から下がってきたフックに衣装をひっかけ、一瞬暗転、再び照明がつくと、白い衣装に替わっている。
『オーバー・ザ・レインボー』
ここでキッズ登場。
音楽に合わせてキッズと荒川さんが向き合う場面は、大人に成長した少女が、“昔の自分の姿”でもある、目の前の少女に手を差しのべ見守るかのような温かい雰囲気がありました。
キッズがY字スパイラルが出来る子なら荒川さんもY字スパイラルを、ビールマンスパイラルなら荒川さんもビールマンをと、子どもに合わせて一緒に同じポーズをとるところに、荒川静香のスケーターとしての余力の深さが感じられました。
最年少のちびっこちゃんも、ノーマルスパイラルからがんばってビールマンにもっていったのがすごかったです。
この子の時はふたりがあまり離れない振付になっていたと思います。
4人4様、それぞれのレベルに合わせて、振付するほうも演じるほうも結構大変だったんじゃないかなぁ。
夢と物語のある、すばらしい内容でした。

千秋楽の時に気づいたのだけど、キッズが出る直前まで、みやけんが一緒に深呼吸したり腕や肩を動かして確認したりと、つきっきりでした。

▼Takeshi Honda
高校の頃から留学したカナダで開催されるオリンピック。
目の肥えたカナダの観客で盛り上がるだろうとのメッセージ。

Vanessa Mae『Leyenda』
キャー!!!
これ大好きなんです。
カートがアマチュア選手の競技用に一人で振付けた初作品だからというのもあるし、
本田くんの雄大な滑りで色が加わり、ショー用のプログラムのような盛り上がりがありますからね。
カートが一緒に出ているショーでこれをやってくれるなんて、ホントにうれしい。

最後のステップが終わった後(このフェンス際から中央に戻るときがまたツボるんだが)、
競技シーズンの中頃には滑り慣れてきたからか若干時間が余ることもあったやに記憶してます。
(うっかり余分なことも出来ないですもんね。年明けには余り感がまたなくなったと思いますけど。)
今回、好調な様子の本田武史プロが滑ると、間がなくなってそのまま最後まで引っ張っていって……すばらしかったです!

▼Shae-Lynn Bourne
どういうかたちで五輪に関わるかわからないけど、バンクーバーで会いましょうとのメッセージ。

Milva『Cumparsita(Questo Tango)』
一言でいうと「イスとYシャツと私」(笑)。
これ、生で観たことあったかなぁ…?
少なくとも日本で放送されたショーのをテレビで観てるはずなので、目の前で観られてうれしいです!
ねっとりした大人のタンゴ。
おしゃれなイス(まさかカナダから送ってきたのか?? それともIKEAでお買い上げ?)に白いシャツ。
シャツは途中で客席に放り投げ、イス相手のタンゴを展開。
イスに身体を預けて回転しながら移動~というのは、SOI等で様々見ましたけど、よくひっかからず移動できるよなーと思いますね。
カッコいい場面はたくさんだけど、後ろ向きに滑りながら高く蹴り上げた脚でイスをまたぐところ、タンゴっぽくハッとさせられる印象的な振付ですね。

友人とも話していたのだけど、相手がヴィクターだったらここまで踊れたろうかと。
いや、人間同士だと相手に合わせるために抑制が働いていただろう、
イス相手だからこそ、リミッターが外れた状態で好きに踊れたのだろうと。

第2部、しーちゃん&キッズでまったりした直後に本田くん~シェイリーンと続くこの流れ。
息も絶え絶えになりそうなオーバーヒート展開です。

▼Yamato Tamura
アイスダンスODなどで聴いたことがある曲ですね。ブギウギというか、楽しい系。なんだっけなー。思い出せない(爆)。
野球のユニフォームの上を着て、プラスチックのバットと3つのビニールボール(サイン入り)を仕込んでます。
客席に打ち込んでみたり、バット持ったままトリプル跳んじゃったり。
音楽に合わせたステップもあり。
最後はボールを空振りして氷にぶっ倒れる!
その倒れ方も毎回違い、伏せたり仰向けになってみたりさまざまでした。

ヤマト先生、第1部と全然違う雰囲気で、しかも小道具使いまくり、ジャンプもきっちり決めるし、千秋楽には4Tにトライしていたような?!
ジャンプが決まった時の大げさに驚いた表情も含めて、非常に盛り上がりました。

アイスショーは年2回FOIとXOIくらいだろうに、ここまで身体を維持しているのも驚きです。
すごいよ、ヤマト先生。

▼Qing Pang & Jian Tong
モリコロで滑ったのと同じ曲。衣装は違ったと思いますがVitas『Crane's Crying』。
すごく耳に残る曲ですよねぇ。若干歌謡曲っぽいというか。
『THE ICE』の映像を観ることが出来まして(ありがとうございます!)それで判明。
絶対中国語じゃないけど何語かさっぱりワカランと思っていたら、ロシア語だったんですね。

余談だけど、パンフレットの直筆メッセージ(中国語)の和訳、入れ違ってますよね?
「MY OLYMPIC」も「皆様へMessage」も、二人の和訳を交換すると文意と合うような。

冒頭のトンがイーグルした太ももにパンちゃんが乗るリフト、2日目の昼の部だったかでは、
パンちゃんがトンの手を離さないままだったように見えました。
乗った位置かバランスが良くなかったんでしょうか? 
その回のスロウジャンプも2回転にして降りていたので、調子が出ていなかったのかな?
千秋楽ではリフトもいつもどおり手を伸ばしていたし、スロウジャンプもトリプルでパンちゃんガッツポーズ!

円熟味が増し、回を重ねるごとに情感がこもっていったように思いました。

▼Evan Lysacek
1日目はGeorge Gershwin『Rhapsody in Blue』、2日目はKanye West『Stronger』。
“現在のワールドチャンピオン”として紹介されるからには、ガーシュウィンので通して欲しかった気はしますね(笑)。
王道を見せ付けるというか。
そこでハズしてくるのが、エヴァンなりの遊び心なのかなぁ。
そして、毎度きっちりトリプルジャンプを危なげなく決めてくるのもまたエヴァン。
モリコロでもそうでした(楽を見たけど、あれは『ラプソディインブルー』でしたね)
どちらを滑ってもリンク狭しと、チャンピオンらしい貫禄があって見栄えがしてよかったです!

▼Yuka Sato
選手として2回、解説者として3回五輪にかかわった。
今後は自分の経験を自分の教え子に伝え、教え子にも五輪で素晴らしい経験をしてもらいたい…というようなことがメッセージ。
アリッサ・シズニー、ジェレミー・アボット。楽しみですね。

Eva Cassidy『Time After Time』
静かな曲だとよくわかる、有香ちゃんの滑りのすごさ。
イーグル、スピン、最後の最後、1周しちゃうノーマルスパイラルからそのまま南側に片脚ですすみながら終わるまで、着氷やストップ以外で氷を削る音はほぼしませんでした。
緩急のつけ方が全部音楽に合っているので、とてもナチュラルなんですよね。
リンクとエッジが磁石でくっついているかのような吸い付き方。
それで定評があるわけだけど、今回は身体の動きが軽そうで、しっくりくる感じでしたねぇ。

▼Kurt Browning
バンクーバー五輪では解説はしないけど、何らかの形で関わるだろうとのこと。

The Temptations『Papa Was A Rolling Stone』
“メントス紫仮面”プロ。
紫の帽子、紫のクラッシュベロアのロングコート、紫のサテンシャツ、パープルグレーのストライプボトム、でかいサングラス。
怪しさ満点、何者なんですかって感じなんですが(笑)。
こちらも写真とか動画でちょっと観たことがあるくらいで、生で観るのは初めてです。

ウォーリーから3Tに入るところがありますが、あれもカートがよくやる流れで、すごく好き。
ロングコート着て帽子もかぶったままで重そうなのに、よく出来るよなぁ。
ロングコートを途中で脱ぎ、最初は氷上に脱ぎ捨てていたのだけど(公開リハでそれを回収したのはシェイリーンだったかな?)、
日程が進むにつれ、有香ちゃんが受け取りにきたり、リンクに出てきた有香ちゃんにカートがコートでくるんでキスしちゃったりと、短い間にどんどん変更が重ねられていきましたね。
帽子もサングラスも投げ捨て、客席に視線を投げかけるカート。
そのたびに盛り上がる客席。
前半のカワイイ中年から一転、あらゆる女性を誘惑するかのようなワルい大人だなぁ(笑)。

43歳、1日2公演、しかも1公演2回ソロ。
その他の出番も含め、昼の部と夜の部の間が1時間半程度しかないことも考えると、どのスケーターも大変だと思うけど、最年長のカートの体力、驚異的っす。

さすがに千秋楽は疲れがたまっていたのか、ステップ中に若干変なふうに脚が滑る(スケートが滑るのは当然なんだけどそうではなく、意図しないほうに流れてる)とか、
細かいステップでちょっと乱れ気味なところも。
ジャンプ転倒も千秋楽でした。
それでもそこをおどけてみせて笑いに変える。
エンターテイナー・カートを堪能させてくれました。

楽だったかその前だったか、自分が観てるほうから遠いほうでピンスポを浴び、その向こうの暗がりの客席にはたくさんのお客様。
『ここって日本…なんだよなぁ』と、今更なことが脳裏をよぎりました。
遠目に見たことで、同じ空間にいながら一瞬客観的になったというか(笑)。
こんな光景、アメリカやカナダで観てきたけど、ここは日本、それも今まで観て来たどの会場より狭い空間。
そこで今、目の前で展開されていることは、何の時差もないまま迎えた、まさに今行われていることで。

10年ぶりに日本で滑るカート。
ありがとう、日本に来てくれて。きっと、一緒に滑ったスケーターたちに多大な影響を与えたろうと思います。
もちろん客席から観ているだけでも、いろいろ思うところはありました。
やっぱり大好きだー!
忙しいとか遠いとか高いとか(苦笑)言わんと、これからはまた海を超えることにします。出来るだけ。
観たかったら自分から行かないとね。
改めて思いましたよ。

出入り口に下がった時、帽子をバックステージに向かって投げ捨てるように放っていたのは『あーやっと終わったー!!』って気分だったんでしょうかね(笑)。

▼Shizuka Arakawa
みやけんと野辺山で作った新プロですね。
川井郁子『EL FLAMENCO』。『夕顔』つながりですね(笑)。
この曲はわりと使う選手が多くて、ジュニアからシニアまで、競技会でもたまに耳にしますね。
それでも、荒川静香がこういう曲でショープロを作るのは驚きでした。
踊ってるんですもん。
腕も脚も、フラメンコを。
ステップを踏み、イナバウアーやスピンも含め、よく曲にのっていました!
フラメンコっぽいパフォーマンスに終始せず、スケートらしいステップもたくさん入ってたと思います。
アマチュア時代の彼女からはとても想像できないほど、引き出しの奥行きが広がったんだなぁ。
感慨深いですね。

衣装だけど、最初は首の後ろに赤いリボンが見えて、髪でよく見えなかったけどたぶん首の後ろで結んでホルターみたいになってたと思われます。
それが2日目からは赤いリボンがなくなり、、背中の中程で黒い細い紐のリボン結びで留めるように変わってました。

終わってからは、お揃い衣装のティラミスを連れて戻ってごあいさつ。

▼FINALE
今回のテーマであるオリンピックで何度も目にする場面、表彰式。
会場内、3階の壁にぐるりと張り巡らされた世界の国旗。
そして、フィナーレ。
南の壁に、中国、アメリカ、FOI2009、日本、カナダの国旗が、表彰式の国旗掲揚のように静かに掲げられ始めました。
レーザー光線で世界地図が表示された後、2010年冬季五輪の開催地:バンクーバーの場所に星型のレーザーが当たる。

フィナーレの振付はシェイリーン・ボーン。
『1492: The Conquest Of Paradise』
黒いTシャツ(背中にそれぞれアルファベット)を着て手首に布を巻いた男性陣が登場。
ひとしきり滑った後、北側に待機して女性陣を待ち受ける。
女性陣も出てきて滑った後、荒川さん登場し、スケーターの中をステップで駆け抜ける。
荘厳な雰囲気の中、音楽の盛り上がりに合わせてパントンのリフト、それを恭しく称えるように跪き、続くスケーターたち。
男性陣がトリプルジャンプを跳び、ペアやダンスのリフト等次々、次々と。
中央に集まり曲が終わった後、曲はMichael Jackson 『Don't Stop 'Til You Get Enough』へ。
グランドフィナーレですねぇ。
スケーターの挨拶と周回。
カート、ビデオ撮りながら周回したり、キッズを抱っこしたり、じっとしとらん人ですなぁ。
キッズはいい思い出になりますね(知らない外国のおっちゃんでしょうが^^;)

千秋楽。
リンク中央に並んだスケーターたち。
ショーの振付師として、みやけんやシェイリーン、有香ちゃんが紹介される中、カートはずっとすごい勢いで靴紐をほどいている。
結び直すのかと思っていたら、そのまま脱いで、みやけんに進呈しちゃいました(笑)。
恭しげに受け取るみやけん。
白い靴下のままリンクに立つカート。
さすがに冷たいのか、フィナーレで使った布(カートは赤)をリンクに敷き、その上に立つ。
みやけんがカートをおんぶしてくるくる回ってましたねぇ。
そのうち、スニーカーが運ばれてきて、カートはそれを履いて退場。

でもただでは帰らない。
あっという間にフェンスに昇り、客席にたっぷりアピール。
それからフェンス際に用意されていた、プレゼント回収用のダンボール箱ふたつに片脚ずつ入れ(そこに降りたわけね)、ダンボール箱ごと引きあげていきました。

その後も(というか間も)残ったスケーターたちでグランドフィナーレのオマケが。
少しずつ、それぞれの持ち曲がかかり、いろいろしてくれました。
カートの曲でカートが出てこなかったので、パントンとベルアゴが中央に出たんだったかな?? 記憶がかなりあやふやです。

小塚くん4Tトライ! 本田くんも同時にジャンプしてたのかな? よく見えず。終わった後ふたり何か話してました。
シェイリーンは大ちゃん、小塚くん(ヤマトだったか?)の手をとり、一緒にハイドロ。
打ち合わせ不足でか高さが若干合わず。
小道具を持って戻ったエヴァン、ベン・アゴストも加わり、トスバッティング大会。
荒川さんが片手ビールマンスピンをするのを観て、タニスもフェンス際でこっそりビールマンスピン。
パントンも(特にトン)何かやりそうな様子だったけど、結局どうだったんだったかな?
記憶が順不同です。
この二人、今回もノリノリで踊ってましたねぇ。何気にダンスセンスがあるんですよね。

カートは滑っていて脚を痛めたのか、それとも靴にトラブルが発生したのかわかりませんが、結局それきり出てくることはありませんでした。
深刻なことでなければいいんですけどね。
オーバー40、疲れてるだろうによく精一杯盛り上げてくれたと思います。

各スケーターが着ているTシャツの背中にアルファベットや数字が書かれてて、並んだらショーのタイトルになってるんだろうとは思っていたのだけど、ついぞ観客の前では披露されませんでしたね。
FOI公式サイトに、ショー数日後、一列に並んだ写真が披露されていましたね。


あーーーーーーー。
私の夏が終わっちゃいました。
公開リハーサルから始まって3日間、新横浜に通いました。
経費節約。
ショーが近づくにつれワクワクした気分だったのが、夢みたいだと思ったまま過ぎ、終わってみれば……寂しさに変わりました。
国内でもたびたびショーだの競技だの、それこそ舞台だの映画だのコンサートだのいろいろ行ってますけど、
始まる前と終わった後、今回がいちばん気分の差が激しかった気がします。
「あー楽しかった♪」だけでは済まなくて。
こんな気分、2005CSOI以来かも。

スケーターの魅力で作り上げ、観客が盛り上がって成り立っていた、素敵な空間でした。
そこにいられてとても幸せでした。

荒川座長&出演スケーター&関係者の皆さんに、感謝します。

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