FC2ブログ

What An Amazing World ! +++ 雑感 +++

管理人:エマのフィギュアスケート観戦&サイト更新記録&日々の雑感ブログです。 関連記事へTBされる場合は、該当記事またはこのブログへリンクしてくださるとうれしいです!

ISU Grand Prix 2006 NHK Trophy - Pair FS

2006NHK杯『NHK杯って今月だったっけ?!』
ってくらい、日が過ぎるのがあっという間でした。

現地から携帯メールで可能な範囲で感想書いていましたけども、
その後サイト更新がままならないので、
ブログのほうに感想書こうと思います。


 9月上旬のCOIの頃にはすでにスケジュールも出ていたはずですが、その頃考えていたのが「ペアを観たい」ということ。
土日観戦だと、ペアスケーターを観られるのはEXだけなので、競技として観たい気持ちはずっとありました。
 日程を見ると、ペアFSは仕事を休めないのが確定している日だったけれど、遅い時間帯なので、がんばれば最終グループには間に合うかもしれない。
 というわけで、いつぐらいぶりかわからないけど、久しぶりに定時に職場を離れて長野入り。
なんとかペアFS最終グループには間に合いたいと思っていましたが、
会場入りしたら運良く、第1グループのウォームアップ中。
座席についてすぐ1番滑走が読み上げられる、ギリギリのタイミングで無事ペア全員を観ることができました。


▼Mari VARTMANN / Florian JUST (GER) SP8位、FS9位、総合8位

 「ファルトマンのお母さんは日本人です」などと、軽いエピソードまでアナウンスするのは今までここまでしなかったかも。
いいことですね。ただ、声を聞くといつも噛みまくる人だったので、先が心配でしたが。

 離れてのスタート。女性はピンク、男性は黒い衣装。
ソロ2S、ダブルツイストリフトまではまずまずだったけど、2T+2Tのソロジャンプは男性が転んでしまいました。
スロウジャンプでも2Sで手をつきつつもこらえきれず転び、2回目の2Loも両足着氷の上転んでしまったのが残念でした。
ソロスピンは、前半は合っていたのに後半ずれてしまいましたね。
SLSはミラーで。
デススパイラルで女性が上向きになり、エッジを持ち上げていたのがちょっと他のペアでは観たことないポジションで印象的でした。

全体的にスピードがなかったので、それで失敗していた部分もあったのかもしれないですね。
ディダクション3。
これも経験ですね。

▼Stacey KEMP / David KING (GBR) SP7位、FS7位、総合7位

デススパイラルから入る構成がちょっと変わってる。
ソロジャンプは2Lo。ダブルツイストもよかったけれど、
スロウ2Loが回転不足で両足着氷になってしまって残念。
もう見るからにスピードがなかったので、無理もない、仕方ないという印象でした。
スロウは2回目もスピードなく、転倒してしまいました。
SLSはこのペアもミラーで。
ミラー流行り?

終わってからは、納得いかなそうな顔していましたねぇ。
このペアも、スピードの無さがミスに繋がっていたんじゃないかなぁ。
ただ、スパイラルは2人の脚の高さがよく揃っていて良かったですね。

▼Rumiana SPASSOVA / Stanimir TODOROV (BUL) SP9位、FS8位、総合9位

『アランフェス』ですか。
ダブルツイスト、スロウ2Sは片手ついてしまったけど転ばず。
ソロの2Sは成功し、ソロスピンも揃っていたし、再びのスロウジャンプも2Loで片足でこらえたし、で、そこまでは良かったのに、
スパイラルで女の子が後ろにバランスがいきすぎて転倒してしまったのがもったいなかった!

その後はペアスピンでドミトリエフスピンをしていたけど止まりそうにスピードなく。
でもソロジャンプ後半で2+2シークエンスを成功、ステップやデススパイラルも無事こなし、
なんとか最後まで滑りきった感がありました!

昨年と比べたら、プログラムとしてのまとまりが増したような気がしました。


次のグループ。
ウォームアップでいきなりスピードアップ!
これだけでもレベルの違いが読み取れるのが、生観戦の醍醐味ですねぇ。

(★余談だけど、“生観戦≠生中継”と私は思ってます。CS放送が生中継してくれるのはありがたいけど、それを観ても“ライヴ”観戦したとは思えません。
こういうスピード感の違いは、現地で観ないとわかりにくい最たるものと思います。)

▼Julia OBERTAS / Sergei SLAVNOV (RUS) SP5位、FS6位、総合6位

スロウ3ツイストは片手上げで。
3T+2TSEQのセカンドジャンプでユリアがお手つき。
ソロジャンプでもユリアがシングルアクセルになり、スロウ2Loでは転倒した勢いでフェンスにぶつかってしまいました。
かなり痛そうでしたが、なんとか復帰してきてくれて、お客さん達も拍手。
動揺があったのか、ソロスピンでは回転は揃っていたけど、二人が近づいたり離れたり。
スパイラルはまずまずだったけれど、スピードがなかったですね。
スロウ3Loでも転倒してしまったのが、大ショック。

リフトは、ユリアの体の外でバランスをとるものや、スラフノフの腕の上に一旦上げてから持ち上げるものは、今まで「難しいもの、他のペアと違うもの」を追求しすぎて、かえって逆効果だったのと比べたら、安定感もあり、ポジションもきれいだったと思います。

最後までがんばって滑ったけれど、転倒が多すぎました。
ディダクション3は確実。
最後のポーズをほどいた後、ユリアが泣いていたのが切なかったです。

ここまで不調な姿を観たのは初めてかも。


▼Julia VLASSOV / Drew MEEKINS (USA) SP6位、FS5位、総合5位

女性がロシア出身ってことですが、アメリカのペアってことで、苗字が女性化しないんですね? へぇぇ。
で、ゴメンナサイ、ジュニアの時にも思ったんだけど、どうしても女の子、「福笑い」にしか見えないんだわ。
…福福しい面立ちの外国人ってあまり見ないので、貴重だなぁ。

リフトや2A+2TのSEQ、スロウ3Loと順調にいき、
ソロスピンもよく合っていたと思います。
ダンスリフトを入れる余裕すらあり。

ノーハンドリフトが、出初式みたいなポジションが面白かったです。
スパイラル、最後に前に上げていたのは、ちょっと時間短かったような。
でもその前の部分まではよかったと思います。

両方回転のペアスピンは両方向ともほぼ同じ速度で回れていましたね。
スロウ3Sは前に女性を持って回転してからの入り方と難しいことしていましたが、片手をついてしまって残念。

ステップはサーキュラーでしたが、ペアだとめずらしいかも?

まだユニゾンの美しさはあまり感じなかったけど、スポーツらしい、若い勢いを感じました。

で、本来実力が上であろうオベスラをFSで逆転。
総合でも上にきましたね。
この日の出来だけで言えば納得です。
男性のほうがスケートに難アリと思ったので、そこらへんが課題かも。

▼Utako WAKAMATSU / Jean-Sebastien FECTEAU (CAN) SP4位、FS4位、総合4位

思いっきり和風の衣装ですねー。
首もとの白っぽい半襟風のは、もうちょっと首を開けるようにするか、いっそないほうがいいかも。

ソロ2Tで、まさかの詩子ちゃん転倒!
ステップからのダブルツイストはよかったですが、イーグルからのスロウ3Loで転倒。
2A+2TのSEQはなんとか決まり、両方回転のペアスピンはいいポジションでした。
キャリーリフトでジーンが片足に。
スパイラルからすぐデススパイラルに入るのもよかったです。
スロウジャンプ2回目、2Sは決まってホッ。
フライングからのソロスピンもよく合っていました。
SLSは、ステップがたくさん入っていてよかったと思います。
右回転の後左回転するリフトでのフィニッシュ、音楽とよく合っていてよかったです!

詩子ちゃんはイマイチ納得いかないような様子を見せていましたが、
たしかに、ソロジャンプ、ウォームアップでは成功していたから、惜しかったですね。

さて、いよいよ最終グループ!

▼Valerie MARCOUX / Craig BUNTIN (CAN) SP3位、FS3位、総合3位

スケカナの放送を幸い既に観ていましたが、生で観るのは昨年のTEB以来。
その記憶と比べても、バレリーの垢抜けっぷりがよくわかります!

3T+2TのSEQ成功、2ツイストは手上げで、スパイラルもチェンジエッジでと順調だったけど、
ソロの2Aでバレリーがお手つきしてしまいました。
両回転のペアスピンはまぁまぁだったかな。
イーグルからのダンスリフト→スロウ2S(?)でもお手つき、ソロスピンがやや合わずと、
調子云々ではなく、まだ完成までの途中という印象でした。

でも、ミラーのSLSではステップがたくさん入っていて、大人っぽい、いいプログラムと思います。
完璧に出来た時が楽しみです。


▼Xue SHEN / Hongbo ZHAO (CHN) SP1位、FS1位、総合1位

『タイスの瞑想曲』
すでに中国杯の放送を観ていたので、生で観るのが楽しみでした。

3T+2T、イーグルからの2A、スロウ3ツイスト、フォアインデススパイラルでのちょっと変わったチェンジエッジ、
ソロスピン、ダンスリフトからのリフトと続いていき、
ストレートラインステップでは静かな曲想のところでターンをたくさん入れていたのが素晴らしかったです!

スロウ3Lo、スロウ3S、
そして、流れの良さが持続する、スパイラルからのバックエントランスペアスピン。

涙が出てくる、しみじみとしたエンディングでした。
神々しいほどに。

この日の出来そのものは、だんだん曲から遅れていき、曲が終わってからしばらくスピンを回ってからのフィニッシュでした。
得点が出てみれば、ディダクション2。
ひとつはタイムオーバーと思ったけど、あと一つも、後でプロトコル見たら、タイムオーバーだったんですね(^^;。

でも、それを気にして慌しくまとめていたら、たぶん、この曲に合った優雅な雰囲気は消されてしまっていたと思います。
だから、時間は過ぎても、世界を壊すことなく滑ってくれてよかったです。

勝敗を意に介さないところにいたからこそ、最後までテンポを保って滑りきったのか、
曲を表現するためにそうなってしまったのか、
どちらが先かはわかりません。
でも、順位を超越したところにいると思えました。

今シーズンでの引退を表明している彼らの、最後のグランプリシリーズ。
それがNHK杯であったことを誇らしく思えたのは、多少時間が過ぎようが、ゆったりした世界を体現してくれたからでしょう。

彼らの姿、私の中での最古の記憶は長野五輪シーズンですが、
あの頃は技術的には抜きん出た印象がありましたが、非常に荒削りで、
とても『タイス』のような曲を滑って表現できるとは想像できませんでした。

これを観るために、今日、無理矢理定時に仕事を終えて長野入りした甲斐がありました。

--------
▼Dan ZHANG / Hao ZHANG (CHN) SP2位、FS2位、総合2位

昨季と同じFS。
スロウ3Sに続いての、2A+2Tコンビネーションは、ハオがオーバーターン気味でこらえて何とかOK。
トリプルツイストは両手上げ、スロウ3Loまでよかったけれど、
ソロの2Sで着氷後に少しバラつきが出てしまいました。

サーキュラーステップやソロスピンのチェンジエッジはよく合っていたと思います。

危なげないけどややスピード無し、雑ながらも、直前の雪ちゃん達と違って、勝負の世界にいる。
そういう感じがしました。

いや、勝負の世界にいるのは当たり前なんだけど(コンペなんだし)、
表現者である前に競技者と、そういう意味です。

スタンドBの一番前だったけれど、そこだと全体は見渡せるけど、スロウジャンプの高さはわかりにくかったです(^^;

---------

表彰式前には雪ちゃん達のインタビュー。
雪ちゃんが日本語で自己紹介(^^)。
バンクーバーの話をふられると、今季で引退の意思が固いのがわかる回答でしたが、
今後もっといい内容を目指してくれるとのこと。
本人達が満足いく内容なら、きっとファンも満足いく内容になるでしょう。

それにしても、今回の通訳さん、ちょーっとビミョーな感じだったような(^^;
日本語にする時に端折りすぎてる感じがしましたね。
いえ、原語のまま理解できたわけではないけど(学生時代の第2外国語レベルだし)、
日本語に訳す時にずいぶん言葉数が減ってしまってたように感じたので。

表彰式後には若松詩子ちゃんへのインタビュー。
詩子ちゃんも今季での引退を決めているそう(;_;)
是非東京の世界選手権で有終の美を飾れるよう、カナディアンナショナル頑張って欲しいです!

--------

ペア表彰式まで終わってから、ODから観戦している仲間たちのところへ。
4人で乾杯、お食事しましたが、今日最後のカテゴリーで、結果が決まるペアで、優勝者がいい演技を見せてくれたので、なんともいえず心はほっこり。

明日も、こういう気分になれるといいなぁ。

<12月2日 男子SPへ続く>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ema0618.blog62.fc2.com/tb.php/911-1315bfe7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)